本日令和6年6月23日、メンズ地下アイドル、『*ChocoLate Bomb!!(以下ちょこぼ)』のライブ、THE LAST TOUR 『〜*ChocoLate Bomb!!〜〈広島day2〉』の2日目1部に参戦してきた。
ちょこぼのファンになって1年とちょっと。ちょこぼ自体は6年ほど前から知ってたものの、本格的にオリジナル曲や日常動画を自分が好んで閲覧しだしたのは、極々最近からで(この辺のことはそのうち別の項で触れてみたい)、その頃には既に幼い娘を産んでいた為、自分はおいそれと他地方に遠征出来る状況には無かった。その為、今回のライブが自分にとって初めてのライブ参戦となった。
ツアータイトルの『LAST TOUR』とは、文字通り、無期限活動休止前の最後のツアーという意味だ。ちょこぼは9月1日のパシフィコ横浜公演をもって、グループでの活動を休止する。
もちろん活動休止日までに、ライブは精力的にやってはくれるそうだが、如何せん自分は地方在住社畜系限界ワーママ。流石に2歳の娘を抱えて横浜のライブに行く訳にはいかない。めちゃくちゃ頑張って精々大阪が限界だ。……大阪もしんどいな、岡山だな頑張って。
そういう意味で、本日のライブは私にとってもちょこぼに会える最後の機会だ。元々二次元オタから最近ドルオタも兼業しだした自分にとってはそもそもアイドルのライブ自体が初。
最初にして最後のライブ参戦。今後もMeseMoa.さん等のライブに参戦させてもらう機会はあるかもしれないので、最後のライブ参戦というと些かの語弊があるが。本項は「二次元オタが初めてアイドルのライブに行った話」と題しても間違いではない。
ドルオタいっぱいいる、怖い
会場のある場所は、広島市が誇る夜の街、流川。学生時代は先輩から夜に近づくなと散々言い聞かされた場所ではあるが、実はコロナ禍前に本通り付近の居酒屋で働いていた事があるので、それなりに土地勘がある馴染みの場所である。
ツアー限定のタオルが欲しくて、物販に参加するため、公演が始まる3時間前には現地入りした。(その間娘の面倒を見る為に大雨の中電車に乗って来てくれた母に感謝)
道に迷うことなく到着。会場自体は初めて行く場所だったが、派手な格好をした若い女性達がたむろしてケータイをつついたりしているのですぐに分かった。それ見てまず思ったこと。
「(オタクいっぱい居る、怖……)」
お前もオタクだろうが。(マジレス自分ツッコミ)
年齢的にはほとんど変わらないし、自分だってそれなりにオシャレもしてきた。緑推しはダサいなんて他担に思われない為に。
でもなんだろう、服装の系統があんまり普通のショッピングモールとかで見るタイプの服じゃない……。
地雷系とまではいかんけど……。
後、自分は張り切ってメンカラのアイテム付けて(緑のバンダナをヘアバンドにしていた。)緑推しアピールしてきたのだが、意外と他の皆そんな事ない〜、割と服の色普通……少し恥ずかしさも感じた。
そのままご飯を食べに行ってしまおうか、物販を諦めてしまおうかとも一瞬思ったが、勇気をだして列に並んだ。
周りにどう思われるかなんて考えたらこの先オタクできやしない。
結果的にタオルは無事買えた。注文した瞬間、「タオル売り切れです〜」とショップのお姉さんが連絡をしていたのでヒヤリとした。ギリギリだったんや……。
緊張のあまり、焦りすぎてしまって他の商品を買うことは出来なかったけど、嬉しい戦利品となった。嬉しすぎて、まだ封を開けることは出来ていない。
ペンライトを探して
その後は1時間半あまりの猶予があった為、食事を軽く済ませた他、何としてもライブまでに遂行したいミッションがあった。
ペンライトだ。
ライブ当日に。もう一度言う。
ライブ当日に、だ。
自分はペンライトを持っていなかった……。
なんせ初のライブ参戦であり、今までペンライトを使う機会が無かった。
職場で突然「明日までに自分のアイドル風自己紹介コール考えてきて!」と言われた事もあったし、実際に自己紹介コールはしたのだが(どういう状況?)、現実の現場でペンライトを使った事など無かった……。
しかし、周りのオタクにファン歴で負け、ファッションセンスで負け、ひょっとしたら愛でも負けてたかも分からないけど、土地勘だけは自分に一日の長がある。
自分にはペンライトを何処に行けば変えるのか、そこまでの最短ルートがどうであるか、自分には分かる。
そうだ、ドン・キホーテ行こう。
途中でメタモンのTシャツを見たり寄り道をしながらも10分ほどで目当てのコーナーを見つけた。
どれが良いのか迷いながらも、今後また他のグループのライブに行くことも考えて色数が多いものを選んだ。野崎弁当さんの茶色とか、滝かなたさんのエメラルドグリーンとか入ってたらいいなーと思いながら。
後で確認すると茶色は入ってなかった。カスタムすればどうにかなる様子なので、それはまたの機会に。
尚、エメグリはあった。アイドル界では割とメジャーな色なんですか?
更に抜かりなく対応する予備の乾電池も購入。余裕で次の目的地に向かう。
次はポケモンセンターヒロシマである。
アイドルにプレゼント渡していいの?
Googleマップで確認するとドンキから徒歩15分のところにポケモンセンターヒロシマ(以下ポケセン)がある。
基本的に昔から人にプレゼントしたり、推しの漫画家さんに無理のない範囲でお布施をするのが好きで、今回是非、多忙の中で広島に来てくれた感謝を物で伝えられたらと思ったのだ。
推しである渚こうたさんは、ポケモンが好きである。
そして何を隠そう、自分も子どもの頃からポケモンが好きである。渚こうたさんを推してる理由の一つだ。
ならば、ヒロシマ店限定のポケモングッズ等、用意出来ればいいのでは無いかと考えた。
(余談になるがポケモンの世界観を重視しての地名のカタカナ表記、分かっていても先祖代々の広島県民である自分にとって複雑な思いがある。ヒロシマの表記について違和感を感じる方ももしかしたらいるかもしれないが、自分自身文章を書きながら複雑な思いを無視できなかった。ご了承頂きたい。)
しかし、結論から言うと結局プレゼントを買う事は叶わなかった。
これは全面的に私に落ち度がある。
まず、そもそもサイトなどでしっかり渡していいもの悪いものを確認しておらず、何を買っていいか分からなかった。
これは弁護の余地がない。
何となく手作りの食べ物のような生物は駄目だろう、常識的に。花も翌日東京に帰ること考えると手間だろう。
といったような事も考えていて、一応プレゼント時の注意欄も見ていた。
しかし、実際にポケセンに行ってみてから突然不安になり再確認してみると。
ライブの形態や会場によって違う?
MeseMoa.さんやパンダドラゴンさんとはまた違う?(ライブの形態の差?)
そもそも最近(っていつよ)ルールが変わった?
どこを見ればいいかよく分からん。
時間がある時に落ち着いて見たら理解出来たのかもしれないが、焦った状態で、限られた時間制限の中では上手く情報を精査することが出来なかった。
それでも一応買って行って、駄目なら持ち帰るといったことも出来たのだが……
そこは自分がガチのポケモンオタクであったことが災いした。
この当時、Xでポケモンfitというぬいぐるみシリーズが流行っていた。
全種類全姿(パッチール除く)のポケモンが連れ歩きにピッタリな大きさでぬいぐるみ化。推しポケを入手したトレーナー達は、帽子を被せたりアクセサリーを着けたり、或いはポケモンありのままの姿で様々なやり方で愛でていた。
丁度タイミング的には第6弾、カロス地方のポケモンが発売された時期であった。
そしてカロス地方のポケモンの中には、自分が生物らしからぬ見た目とその境遇の不遇さで愛してやまないジガルデもいた。
まぁ、買っちゃったよね。
店員のお姉さんに「この子とまた是非お店に来てくださいね!」と言われた。
ポケモンのチョイスが実際ガチ勢のそれなんだよね。犬型の30%フォルムとはいえ。
そうこうしてるうちに、ライブ開始の時間が迫り、プレゼントどうこうは置いといて会場へ向かわざるを得なくなった。
全ては推し(ポケ)が可愛すぎるのが良くない。
あと普通に最後プレゼントどこで渡したらいいか分からなかったので、買えててもプレゼントは出来なかったと思う。初めてのライブ、自分自身が相当緊張してたのだ。
急ぎ簡単に身支度を整えてライブ会場へ向かったのだが、その後アリスガーデン付近にて最後のアクシデントが起こる。
靴のヒールが取れた。
だが、慌てることは無い。落ち着け。今日のライブの観客の中で誰よりも土地勘がある自信がある。この付近で安く手軽に靴が手に入る店は分かっている。
ドン・キホーテだ。
まさかの2度目のドン・キホーテ来店を経てとうとう待ちに待ったライブの本番を迎えたのだった。
次回へ続く!いざライブ本番編!
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